故郷の岩手をモチーフにした作品の数々
多くの人に愛され続ける詩・童話・小説を生み出しながら、生前はほとんどが世に出ることのなかった宮沢賢治。大阪府立中之島図書館では、宮沢賢治生誕120年を記念してイベントを開催する。4月から中之島図書館の指定管理者となる株式会社アスウェルが、文化発信事業の一環として今回のイベント企画・開催を担当。
1904年に建てられた大阪府立中之島図書館は、2016年4月に多目的スペースや館内カフェなどを新設。創立112年を迎えた今、「文化を創造・発信する図書館、人々が集う図書館」に生まれ変わろうとしている。玄関ポーチのコリント様式の石柱、左右両翼の対称構造、ドーム状の中央ホールなどが特徴で、国の重要文化財に指定されている。
宮沢賢治の世界を朗読と原画で楽しむ
2016年6月25日(土)には朗読会「古代の調べと東北弁(岩手方言)で紡ぐ宮沢賢治の世界」を開催。横笛「能管」による演奏を背景に、花巻弁で賢治の作品を朗読する。料金は、A席2,000円、B席1,500円。
7月19日(火)~8月13日(土)には、「 宮沢賢治生誕120年記念 賢治童話絵本・原画展」を開催する。絵本作家2名による賢治の童話絵本の原画展や、宮沢賢治絵本シリーズの展示販売も実施。7月19日(火)~7月30日(土)はこしだミカによる「カイロ団長」、8月1日(月)~8月13日(土)はさとうあやによる「セロ弾きのゴーシュ」が展示される。
(画像はプレスリリースより)

大阪府立中之島図書館
https://www.nakanoshima-library.jp/宮沢賢治生誕120年記念イベント開催に関する(PR TIMES)
http://prtimes.jp/