アーティストによるライブやトークも開催
清里フォトアートミュージアムは、2016年7月2日(土)~10月10日(月)まで『井津建郎「インド ― 光のもとへ」Kenro Izu: Eternal Light』を開催。入場料は、一般800円、学生600円、中高生400円、友の会会員は無料となっている。
また、7月30日(土)には清里フォトアートミュージアム音楽堂にて、「K・MoPAチャリティ・ライブ2016」を実施。参加費は一般3,000円、2名以上は1人2,000円、小中学生は無料。友の会会員は1,000円引きとなっている。参加には予約が必要で、定員は120名。
モノクロが語る、いのちの尊厳
今回の展示会では、井津建郎の新作を展示。井津は、1996年に始めてインド・ベナレスを訪れた際に、死者の灰をガンジス河に投げ入れるという、自分たちとは違った生死観を目の当たりにしてからインドでの本格的な撮影を開始。
また、1993年のアンコール遺跡の撮影をきっかけに、NPOを創立し、カンボジアとラオスに小児病院を設立した。その活動がきっかけとなり、遺跡から聖地を守る人々へ、さらに、死と向き合う人々へと、井津の眼差しに大きな変化をもたらすこととなる。
信仰に支えられたヒンドゥーの人々にとっての死は、苦しみに満ちた輪廻の世界から、次の生への旅立ちだ。彼らは、永遠の「光」のもとに帰ることを信じ、穏やかに死を受け入れる。井津は、その「光」を写真に刻むため、カメラを駆使した新たな技法に挑戦。静謐なモノクロームの世界は、井津建郎の新境地そのものといえる。
(画像はプレスリリースより)
![外部リンク](./images/bar_link.png)
清里フォトアートミュージアム
http://www.kmopa.com/井津建郎「インド ― 光のもとへ」開催に関するプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/105951