個性豊かな仏像が多くあつまる鎌倉ならではの企画
神奈川県鎌倉市にある鎌倉国宝館では、毎年恒例のイベントである仏像鑑賞の特別展「仏像入門 -ミホトケをヒモトケ!-」を今年度は2016年9月4日(日)までの期間、開催している。
仏像の鑑賞方法や意味を知る
鎌倉には魅力にあふれる仏像が多々伝わっている。鎌倉といえば真っ先に思い出されるのが鎌倉の大仏である。
野外にそびえている鎌倉の大仏は例外として、仏像は通常、寺や神社のお堂の奧に大切にまつられているため、近くで鑑賞できる機会は限られている。
そのためこの展覧会は、仏像をより身近に感じてもらうために、仏像の姿にはどのような意味があり、からだや衣服はどのように飾られているのか、といった仏像鑑賞の根本から解説している。
仏像の鑑賞のしかたや、その意味を知ることにより、昔の人たちは仏像にどのような意味をこめて今日まで大切に守り伝えてきたのか、という点を考えるきっかけにしてほしいとのことである。
なおこの展示と合わせて、通常展示である22体の仏像などを鑑賞できる「鎌倉の仏像」も行われている。
休館日は毎週月曜日だが、8月15日は臨時開館する。開館時間は9:00から16:30までである。(入館は16:00まで)

鎌倉国宝館 開催中の展覧会
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/