中国の博物館の品々を展示
東京都渋谷区にある渋谷区立松濤美術館では、2015年7月26日までのスケジュールで『麗しき日々への想い 北京藝術博物館所蔵名品展』を行っている。
開館時間は午前10時から午後6時(入館は午後5時30分まで)であるが、金曜日のみ午後7時(入館は午後6時30分)まで開館している。なお期間中の休館日は6月15日(月)、22日(月)、29日(月)および7月6日(月)13日(月)、21日(火)となっている。
今回の展示では、北京藝術博物館の全面的な協力のもと、所蔵品のなかから染織・金工・陶磁器・琺瑯(ほうろう)など各種の工芸品や、清末の著名な皇后である西太后の書画作品を陳列するほかにも、明清時代の宮廷女性の衣食住や趣味の生活といった部分をピックアップしていき、中国宮廷女性の華やかな生活の一端に触れていく。
北京藝術博物館概要
この北京藝術博物館は、北京の古刹である万寿寺内に1994年に開館した。原始時代から明・清までの幅広い品々を約8万件収蔵している。
特に清朝宮廷で用いられた服飾品、繍画や壁掛といった鑑賞用の染織作品が優れているほかに、清朝宮廷の女性たちが用いたさまざまな腕輪や首飾といった女性用の宝飾品が質・量ともに充実しているのが特徴だ。
イベント連動の講演会
なおこのイベントと連動して2015年6月13日午後2時から、明治大学大学院教養デザイン研究科教授の加藤徹氏により、「美と権力 西太后の残したもの」の講演会が開かれる(定員80名:先着順)。参加費は無料である。
(画像はプレスリリースより)

渋谷区立松濤美術館 『麗しき日々への想い 北京藝術博物館所蔵名品展』 プレスリリース
http://www.shoto-museum.jp/