夏休みに行きたい特別展
東京都台東区上野公園にある国立科学博物館では、2015年7月7日から10月4日までのスケジュールで特別展の『脊椎動物のたどった道 生命大躍進』の展示を行う。開館時間は午前9時から午後5時まで(入館時間は閉館時間の30分前まで)。
ただし8月8日から16日は夏休み特別開館延長となっており、午前9時から午後6時まで開館している。休館日は7月13日、9月7日、14日、28日である。
40億年の生物進化を見つめなおすイベント
地球の生命は、およそ40億年という膨大な年月をかけて進化や絶滅を積み重ね、現在の姿を獲得してきた。
その中で、生命に飛躍的な進化をもたらしたとされるいくつかの”重要な出来事”がある。
今回の展示では5億4100年前(カンブリア紀)の”バージェス頁岩(けつがん)動物群”の実物化石や、4700万年前(始新世)の”奇跡”の霊長類化石「イーダ」など、国内外から集められた貴重な化石標本も展示される。
くわえて精巧な復元模型や4K映像などを活用し、その”出来事”をわかりやすくひもといて、DNAに刻まれた生命誕生から人類に至脊椎動物への進化の道のりをたどる。
フズリナの化石を磨けるイベントも
なお、7月21日には11:00から11:45までと、14:00から14:45のスケジュールでフズリナという3億5000年前から2億5000年前に発生した原生生物の化石を磨き、観察するイベントも行われる。対象は小学生から中学生まで。
参加費は無料(「生命大躍進」の入場券の提示が必要)だが、事前に往復ハガキでの申し込みが必要となる。磨いた石は記念に持ち帰ることが可能。申し込みは7月3日の消印有効となっている。

特別展 脊椎動物のたどった道 生命大躍進
http://www.seimei-ten.jp/index.html