シベリア抑留についての絵画
東京都千代田区の新宿住友ビル48階にある総務省委託の平和祈念展示資料館では、2015年7月14日から7月20日までの期間、昨年に引き続いて「シベリア抑留を描く Vol.3 心に刻まれた姿」として、抑留体験者が描いた作品を紹介する絵画展を開催する。
開館時間は9:30から17:30(入館は17:00まで)までである。入館料は無料。なお駐車場は備えていないため、公共交通機関などを利用するか、近くにある有料の駐車場を使用してほしいとのこと。
シベリア抑留を描く Vol.3について
今回の「シベリア抑留を描く」には早田貫一氏、竹田一夫氏、佐藤清氏、3人の画家の作品から、心に刻まれた人々の姿を題材に描いた作品を選んで展示する。
なお今回の特別展示にあわせて、同じ九段下エリアにある昭和館・しょうけい館で関連した企画を行う。
昭和館ではシベリア抑留体験者の帰国に関するニュース映画の上映などのほか、体験者の手記や画文集などの公開を行う。しょうけい館では抑留中の労働で受けた怪我や発症した病気などの労苦に関する証言映像の上映のほか、体験者の関連書籍を紹介する。
平和祈念展示資料館とは
平和祈念展示資料館とは、さきの大戦における兵士、戦後強制抑留者および海外からの引揚者の労苦について(以下、関係者の労苦)、国民がよりいっそう理解を深めてもらうために関係者の労苦を物語るさまざまな実物資料のほか、グラフィック・映像・ジオラマなどを使い戦争体験のない世代にもわかりやすく展示している施設である。
この資料は効果的な方法で幅広く労苦を語り継ぐため、全国で展示会などの感慨活動にも有効活用されている。

平和祈念展示資料館 特別展示 シベリア抑留を描く Vol.3
http://www.heiwakinen.jp/