古代から現代までの器をあわせて展示
東京都八王子市にある東京富士美術館では、2015年8月22日から10月18日まで、『ときをかける器ロマン展 〜西と東 古代・シルクロードから現代まで〜』の展示を行う。
休館日は月曜日(祝日の場合は翌日を休館にして開館する)。開館時間は10:00から17:00まで(入館は16:30まで)。
日本の伝統的なものから、異文化融合されたものまでを扱う
この展示会は、身の回りにあるもので、くらしを彩るものとしてはもっとも身近な存在といえる『器』に焦点を当てる。内容としては東京富士美術館が所蔵する、美術工芸品を中心にさまざまなものを紹介する。
器の誕生というところから探っていき、やがて異文化融合の美意識を持つ器や、日本の伝統ともいえる『ハレ』という概念を持つ器、さらに現代のテーブルコーティネートから未来の器、というものまで時空や国境・地域をも越えて今日に残されたさまざまなロマン溢れる名品を紹介する。
過去と現在、そして未来までを考える
歴史や時間というふるいにかけられ、淘汰されたうえで今にまで伝わる作品群の魅力を存分に楽しんでもらうことに加え、背景にある歴史および地域性というものも感じるべく企画された展覧会である。
くわえて『器』というものを再発見し、過去と現在および未来性にまで考えを及ぼす機会となることがのぞまれている。

東京富士美術館 特別展 ときをかける器ロマン展 〜西と東 古代・シルクロードから現代まで〜
http://www.fujibi.or.jp