2014年の企画展その1をうけついで開かれている特別企画展
群馬県渋川市伊香保にある竹久夢二伊香保記念館では、現在企画展にて、『浴衣・半袖展2』を行っている。期間は2015年9月20日まで。
竹久夢二伊香保記念館は年中無休だが、季節によって開館時間が違う。3月から11月までの間は、9:00から18:00まで開館しており、12月から2月までの間は9:00から17:00までの開館となっている。
コースは様々なものがあり、団体割引もあるのにくわえ、予約制のコースなどもある。
今回の企画展である『浴衣・半袖展2』は2014年から開催している浴衣・半裸展の第2弾である。前回と作品を入れ替え,原画の公開をしている。
夢二の独特な感性が反映されている商業美術
この企画展の作品は、夢二の「芸術は壁に飾るだけのものではなく、人の生活にとりいれてはじめて生きるもの」という考えを反映させているものだ。
そのため夢二は浴衣などの服飾デザインも手がけているのだが、これは商業美術、いわゆる日本の近代グラフィック・デザインの草分け的な活動といえる。そのお洒落でモダンな図案は、当時の女性たちから多くの支持をあつめた。
なお、伊香保に夢二の記念館があるのは、明治44年、伊香保に住む少女のファンレターから伊香保を知り、その後大正8年にはじめて伊香保榛名に訪れて以来、つよく伊香保の気候・風土・人情に心をよせ、たびたび訪問した縁があったためである。
(画像は竹久夢二伊香保記念館ホームページより)

竹久夢二伊香保記念館
http://yumeji.or.jp/