戦前の婚礼をひもとく展示会
東京都中野区にある、山崎記念中野区立歴史民俗資料館では、2015年10月29日までの期間、企画展として「婚礼〜めでたい お祝い」の企画展を行っている。
今回の企画展では、大正から昭和にかけて家庭で婚礼が行われていた頃の花嫁衣装および道具とともに、結納のしきたりや、当時の様子を紹介する。さらにべっ甲かんざしや結納台、という婚礼にまつわる道具作りも紹介していく。
いまでこそ婚礼は季節を問わないイベントとなっているが、昔は農繁期を終えた秋に家庭で行うものだった。教会やホテルといった場所で式を挙げることが一般的になったのは、戦後からとされている。
展示解説やワークショップも
なお、同館の学芸員による展示解説も11月12日も13:20から約20分のスケジュールで行われる。
くわえて11月20日には、ワークショップの企画として水引小物づくりの体験会がある。こちらは往復はがきでの申し込みが必要となる。締切は11月8日必着となっている。
なお資料館の休館日は月曜および第3日曜日、年末年始の12月28日〜1月4日までで、開館時間は9:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)。
(画像は中野区ホームページより)

中野区歴史民俗資料館 企画展「婚礼~めでたい お祝い」のお知らせ
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/