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はじめて日本オリジナルの暦を作った渋川春海および江戸中後期の天文学者を特集

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はじめて日本オリジナルの暦を作った渋川春海および江戸中後期の天文学者を特集

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日本で始めて独自の暦を作った人物
東京都台頭区上野公園内にある、国立科学博物館では現在、「日本の科学者技術者展シリーズ第11回『渋川春海と江戸の天文学者たち』」を2016年3月6日まで行っている。
渋川春海
渋川春海は自らの天体観測に基づいた日本で始めて独自の暦を作成したことで知られる。なおこの暦は貞享歴という名前がつけられた。

そして春海の業績や人物像とともに、その流れを継ぐ江戸時代中後期の天文学者について紹介する展示となっている。

そもそも日本の暦は平安時代に中国から輸入された宣明暦を800年以上変更せず使い続けていたため、暦と天体の運行がしだいにずれてしまっていた。

春海は当初、江戸幕府碁方として禄をうけていただけでなく、数学や神道を学ぶうえで、保科正之や徳川光圀といったさまざまな人々とのコネクションを得ることとなり、これが改暦の大きな力となっていった。

その他の天文学者たち
ほかにも江戸の天文学に大きく関わった人物といえば、徳川8代将軍の徳川吉宗がいる。吉宗は科学技術に関心が高かったため、禁書令の緩和を行っただけでなく、天体望遠鏡や天文台を作っていた。

くわえて江戸中期の天文学者といえば、高橋至時と大阪の天文学者たちがいる。彼らは西洋の天文学を取り入れただけではなく、新しい観測機器を製作して精度の高い観測を行った。

さらに高橋至時の子である高橋景保および渋川景佑の兄弟は、江戸時代の後期、蛮書和解御用という江戸幕府に蘭書を中心とした翻訳機関を設けて、オランダ語で描かれた天文学書を直接学んで得られた知識に基づき、世界でもっとも精緻な太陰太陽暦といわれる天保歴を完成させた。

休館日は毎週月曜日であり、入館時間は9:00から17:00までだが、金曜日は20:00まで開館している。いずれも入館は閉館の30分前までとなっている。

(画像はホームページより)


外部リンク

国立科学博物館 企画展PDF
http://www.kahaku.go.jp/
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