ラファエル前派の作品を集めた展示会
東京都渋谷区にあるBunkamuraザ・ミュージアムでは、2016年3月6日(日)までの期間、『英国の夢 ラファエル前派展』を行っている。
リバプール国立美術館の誇るコレクションを展示し、初期メンバーの描いた作品はもちろん、その精神を引き継いだ継承者らの油彩や水彩など65点の作品が一堂に会する。
ラファエル前派とは
1848年、ロセッティ、ミレイ、ハントといったロイヤル・アカデミー付属学校の学生らが作った美術家・批評家から成るグループがラファエル前派だ。
19世紀後半の西洋美術において、印象派と並ぶ大運動であった象徴主義美術の先駆と考えられている。
なおグループは芸術性の違いや、モデルをめぐる私情からちりぢりになるものの、ジョーンズやモリスが次世代のラファエル前派と考えることができる。
今回の目玉
そして今回の目玉だが、日本でも人気の高いジョーンズの高さ3mを超える大作である『レバノンの花嫁』および、レイトンの『ペルセウスとアンドロメダ』などの門外不出とされる作品も来日する。
休館日は1月25日(月)であり、開館時間は10:00から19:00までであるが、毎週金・土曜日は21:00まで開館している(入館は閉館の30分前まで)。

英国の夢 ラファエル前派展
http://www.bunkamura.co.jp/