”桜の千波”中島千波の個展
東京都目黒区にある郷さくら記念館 東京では、2016年2月28日まで中島千波の個展である特別展『彩図鑑 中島千波の世界』を行っている。中島千波は現在最も人気の高い日本画家であり、”桜の千波”と称されている。
今回の特別展は、郷さくら記念館初の全展示室を使用した特別展となっており、収蔵作品の中から、これまでの中島千波の画業をコンパクトにたどる懐古点滴な展示内容で構成されている。
もともとこの郷さくら美術館は、桜を描いた作品の常設展示室を設けているため、美術愛好家のみならず、多くの人々に「いつでも桜が見られる美術館」としてリピーターが多く見られる。
今回の特別展はそのように来館する人々への期待に応えるべく開催した。
特別展の内容
なお今回の特別展は、中島千波の作品を多く所蔵する長野県小布施町の「おぶせミュージアム・中島千波館」の全面協力を得た上で開催されている。
最初期のシュルレアリズムの影響が見える「窓」シリーズに始まり、人気の高い「花」を描いた作品、「人物シリーズ」、「おもちゃシリーズ」、さらに宮尾版「平家物語」の挿絵に加え、四曲一隻の「桜」の大作5点を含めた50余点が展示される。
休館日は毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日が休館日)で、開館時間は10:00から18:00(最終入場は17:30)までである。
(画像はホームページより)

郷さくら記念館 東京 展覧会情報
http://satosakura.jp/tokyo/exhibitions.html