世界最大の花「ショクダイオオコンニャク」が開花する
世界最大の花といえば、「ラフレシア」が有名。しかし、実はもう1つ世界最大の花がある。それが「ショクダイオオコンニャク」だ。ラフレシアが単一の花として世界最大であるのに対し、「ショクダイオオコンニャク」は1つ1つの花は小型だが集合体となった花序が世界最大である。また、腐った肉のような強烈な悪臭を放つことから世界で最も醜い花とも呼ばれている珍花でもある。
国立科学博物館筑波実験植物園にある「ショクダイオオコンニャク」の花が今まさに開花を迎え、注目を集めている。「ショクダイオオコンニャク」の開花は世界でも稀で、当園での開花は平成24年に続き2回目。開花した花は3日目には萎れてしまうため、花を見られるチャンスはめったにない。
(画像はプレスリリースより)
開花予想日は7月1日~4日 チャンスは3日間のみ
筑波実験植物園ではショクダイオオコンニャクの開花までの成長記録を、ホームページ上で公開する予定。今のところの開花予想日は7月1日~4日とのこと。4月の時点での塊茎(イモ)の重さは70kgと前回の開花時よりも36kgも大きく、大きな花が咲くことが期待されている。
現在ギネスブックで認定されている花の大きさの世界最大記録は高さ3.1mで、今回の開花でその記録の更新が期待されている。見られるチャンスはごくわずか。その目と鼻で確かめに訪れてみてはいかがだろうか。

こんにゃく日記 筑波実験植物園
http://www.tbg.kahaku.go.jp/news/konnyaku/プレスリリース
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