イトカワの砂粒も公開　JAXA相模原キャンパス特別公開で日本の宇宙研究に触れる

1989年4月に旧宇宙科学研究所の中心施設として開設されたJAXA相模原キャンパス。宇宙の起源や太陽系の誕生など、宇宙の謎に迫る研究が行われている同施設の特別公開が7月25日～26日に開催される。

会場内は5会場に分かれており、各会場では宇宙に関する様々な展示や講演が行われる。今年冬に打ち上げが予定される「はやぶさ2」についての解説や、「ひさき」「ひので」「あかつき」など現在稼働中の探査機や衛星などについても詳しく知ることができる。「はやぶさ」がイトカワから持ち帰った砂粒を顕微鏡で観察できるコーナーは必見だ。
中庭では、種子島宇宙センターから打ち上げられたH-2Bロケットの打ち上げ時の音響を再現。また、一般参加者が、屋上から落としても生卵が割れない宇宙船を作成する「エッグドロップ」の見学も可能だ。

日頃見ることができない施設が見られたり、宇宙の研究者・技術者に直接話が聞けたりする貴重なチャンス。日本の宇宙研究の最先端を見に出かけてみてはいかがだろうか。




JAXA相模原キャンパス特別公開2014
http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/event/2014/0725_open/

---