取り壊しされるビルでアートプロジェクト
都心では、耐震対策等の理由で、日々、多くの建物が取り壊され、また新たに建設されている。美術家の大山康太郎氏と写真家の嶋本丈士氏が主宰するアートプロジェクト「BCTION」は、そんな取り壊しが決定したビルを一棟まるごと美術館として利用するプロジェクトだ。
舞台となるのは千代田区麹町にあるオフィスビル。50組以上の様々なジャンルのアーティストたちが、ビルの床や壁などをすべて利用して思い思いの芸術を表現する。8月31日に開催されたオープニング・レセプションを皮切りに、9月1日~15日は展示会が、16~30日は広告撮影、イベント、取材などの多目的利用が行われる。10月1日には物件引き渡しとなり、その後は取り壊される予定だ。
(画像はプレスリリースより)
期間中はワークショップやイベントも開催
9月7日、12日には、ワークショップ「大きな絵をかく入門編」が行われ、大きい絵をかくときの体の使い方をレクチャーしてくれる体験もできる。定員は7日が15名、12日が10名で、汚れてもいい服装で来場してほしいとのこと。
入場は無料で、事前にbction.com経由でチケットを購入すると、チケットにイベントの開催地の詳細が記載されている。ビルごと取り壊されるアートが楽しめるのは今だけ。アーティストの渾身の作品を見に出かけてみてはいかがだろうか。

BCTION
http://bction.com/プレスリリース (@Press News)
http://www.atpress.ne.jp/view/49914