菊でできた海の動物たち
鴨川シーワールドは、毎年恒例で好評を得ているイベント「海の動物 菊花展」を2014年11月20日(木)まで開催。菊花で造られた海の動物たちは、枠の作成から菊の育成まですべて水族館の従業員が行っています。他では見ることができない菊人形を見ることができるめったにない機会です。
「海の動物 菊花展」は、従業員の「お客様にもっと喜んでいただけて、水族館ならではのものをやってみよう」という思いから生まれ、1988年から毎年開催。花の管理を園内整備係が行い、溶接が得意な従業員が型枠を作り、丁寧に苗を枠に這わせる誘引作業を行っています。26年間この作業が受け継がれ、今では人気の恒例行事となりました。
1年かけて造られた見事な菊人形
今年は、メインゲートをくぐってすぐの海岸通路「ブルーサーフビーチ」にて開催。イルカやシャチ、アシカ、マンボウ、タツノオトシゴなど計10体あまりの菊人形が展示されています。通路の中央に展示されている体長4mを超えるシャチの菊人形は見事なできばえです。1年がかりで丁寧に育てられた菊人形を、水族館と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
「海の動物 菊花展」の菊人形は、2月末に菊の芽を鉢上げして新しい苗を育てます。そして、5月になると動物の形をした枠を取り付けたプランターに植え替え。苗木の生長を見ながら日々少しずつ誘引作業を行います。夏には、ぐんぐんと大きくなる苗をバランスが良くなるように整形し、地道な作業が繰り返されます。
(画像はプレスリリースより)
鴨川シーワールド
http://www.kamogawa-seaworld.jp/index.html鴨川シーワールド「海の動物 菊花展 2014 」開催に関するプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/