創業者のひとりである藤原市助の企画展
神奈川県川崎市にある東芝未来科学館では、2015年5月31日まで特別企画展として「藤岡市助ものがたり」を開催している。
この企画展は東芝が1875年の創業より2015年の7月で創業140周年を迎えるため、記念事業のひとつ「藤原市助ものがたりーNo.1を創ってきた男ー」として、藤原市助ゆかりの品々を展示する特別企画展である。
展示内容
展示数は約100展にのぼり、日本各地に点在する藤原市助に関わる展示品を集めた展示会としては過去最大規模のものとなる。
展示品としては約100点をとりそろえ、国産初期の白熱電球(実物、東芝未来科学館蔵)、日本初の発電機(複製、実物は東京大学蔵)、日本初のエレベータ(模型、東芝未来科学館蔵)、藤岡式白熱 電球(複製、実物は岩国学校教育資料館蔵)、デュボスク式アーク灯(復元、東芝未来科学館蔵)、徳川家康より拝領した家宝の扇(実物、岩国学校教育資料館 蔵)などの歴史的資料のほか藤岡市助の愛用品(実物、岩国学校教育資料館)などがある。
なお、この企画展を通じて東芝の前身である白熱舎誕生の背景および、現在へ受け継がれてきた技術のほか、人々のため、社会のために正しいことを尽くすという藤原市助の「至善」の精神を伝えている。
この施設ではほかにも東芝の技術がアトラクションを通じて楽しめる施設がそろっている。くわえて科学館は2014年1月31日にリニューアルオープンしたため、昔行ったことがあるけど……、という人でも新たに楽しめそうだ。
(画像はプレスリリースより)

東芝 特別企画展「藤岡市助ものがたり」開催について
https://www.toshiba.co.jp/