京都の銭湯8店舗が会場に 「京都銭湯芸術祭2015」
日本独自の文化である「銭湯」。家にお風呂があっても、そこになぜか人は集う。そんな銭湯をテーマにした芸術祭「京都銭湯芸術祭2015」が、4月18日~5月17日に開催される。
会場となるのは、京都市中京区、左京区、東山区にある銭湯8店舗と堀川団地。国内外から12のアーティストおよびグループが各銭湯を会場として、期間中展示を行う。銭湯という独特かつプライベートな場所が、芸術とつながって生まれる芸術「銭湯芸術」を探る祭りでもある。期間中常設展示されているものと、期間限定のものがあるので注意が必要だ。
鑑賞料は入浴料 アート鑑賞しながら疲れもとれる
鑑賞料は各銭湯の入浴料であり、大人430円、小学生150円、小学生未満60円となる。番台で支払った後は、芸術を鑑賞しつつ風呂が楽しめる。また、銭湯を掃除して風呂を沸かし、みんなで風呂にはいる「風呂焚きワークショップ」など参加型の企画も計画されている。
それぞれに歴史ある個性豊かな銭湯と、アートとが融合した不思議な芸術祭。鑑賞の際は、ゆっくりと湯船に浸かりながら堪能することをおすすめする。

京都銭湯芸術祭2015
http://www.kyotosentoartfes.com/