100人の写真家が好奇心を揺さぶる展覧会、開幕
「NPO東京画」が2018年に立ち上げたプロジェクト、「東京好奇心2018ー2020」として、国内外100人の写真作家による展覧会が、パリ・ベルリンでの展示を終え、ついに今月20日(火)より「Bunkamuraザ・ミュージアム(渋谷)」にて開幕された。
感性に訴える深いテーマを自分の視点で読み解いて
16の国と地域を拠点に活動する写真家100人それぞれの視点で、常に変化をし続けてきた東京とそこで暮らす人々の姿、そして時代を超えて輝き続けるものを捉えた、合計約200点の写真作品が展示されている。
写真家達は皆、国籍のみならず、年齢もジェンダーも、そしてキャリアやバックグラウンドも異なり、だからこそそれぞれがこの移り変わる世界に対しどのような視点を持って物事を見ているのかという、それぞれの個性と好奇心が現れた作品となっている。
本展キュレーターの「NPO 東京画」のファウンダー・太田菜穂子は「彼らの視線が捉えた世界の姿は、今こそ私たちが改めて見つめるべき過去、現在、そして未来の姿をも捉えています。」と熱く語る。自分の感性に従って写真の前に立つと、きっと目の前の現実と向き合うことで気付かされる多くの真実に気が付くはず。
⼊館料は一般1000円、⼤学・⾼校⽣500円、中学⽣以下無料だ。また会期は11/12(⽊)までとなっている。パリとベルリンでの展覧会を経た集大成、お見逃しなく。
(画像は「東京好奇心2020 渋谷」公式サイトより)

東京好奇心2020 渋谷
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_curiosity/