調布市と関係が深い武者小路実篤展
東京都調布市にある、調布市文化会館たづくりにて、2017年1月14日(土)より2月24日(金)までの日程で、移動展「調布に暮らした武者小路実篤展 -自然は美しい 人生も美しい-」を行う。
武者小路実篤(1885-1976)は、1910(明治43)年に文学雑誌の白樺を創刊して以来、60年余にわたる文学活動を行った文人で、代表作の「友情」を初めとする数多くの作品を発表した。
今回の展覧会は没後40年を機会に、日本近代の文化および思想に大きな影響を与えた武者小路実篤の全体像を紹介するものとなっている。
武者小路実篤のさまざまな活動
実篤の活動だが、文芸のほかにもさまざまな活動をしており、1918(大正7)年には人間らしく生きられる社会の実現を志して、「新しき村」を創設した。
ほかにも40歳ころから書画の制作を始めており、現在でもよく取り上げられる『仲よき事は美しき哉』をはじめ、味わい深い作風の作品を多数のこし、今でも親しまれている。
そして晩年の20年間は調布市仙川へ移り住み、自然の美しさおよび生きることの素晴らしさを語り続けていた。そのため調布市には調布市武者小路実篤記念館がある。
休館日は1月23日(月)・24日(火)のみであり、開館時間は10:00より18:00までだ。なお入場料は無料である。
(画像は公益財団法人 調布市文化・コミュニティ振興財団 トップページより)
武者小路実篤記念館 移動展 「調布に暮らした武者小路実篤展 -自然は美しい 人生も美しい-」
https://www.chofu-culture-community.org/