伝統芸能と現代技術の融合
2017年5月22日(月)に開業5周年を迎える東京スカイツリータウンで、5月20日(土)と21日(日)に、伝統芸能である能楽宝生流と現代技術エンターテイメントであるVJを融合した「能×VJ LIVE」を開催する。
宝生流は室町時代から続く能楽名門流派であり、出演者である宝生和英は宝生流第二十世宗家を継いでいる。
今回披露される演目の「小鍛治」は、平安時代に天皇から刀を打つように命じられた刀鍛冶に、稲荷明神から力を貸し与えられ、後世に伝わる名刀が出来上がる物語で、正月や節目の行事など、祝い事で取り上げられることが多い演目である。
VJとはビデオジョッキー又はビジュアルジョッキーの略で、音楽やパフォーマンスに合わせ、スクリーン上に、事前に作成した映像や即興で作成した映像を流す人や手法。クラブや音楽フェスティバルなどのステージで使われている。
展開が素早く、非常に変化に富む演目である「小鍛治」に、LEDの屏風を背景とし、炎をモチーフにした迫力ある映像で、刀を鍛錬するシーンなどをVJで表現する。
18日に新ライティング点灯式 能×VJ LIVE予告公演も
5月18日(木)には、これまでの2種類のライティングに続く、第3のライティングの点灯式を実施する。点灯式では書道家の武田双雲によるライティングの名称発表と、「能×VJ LIVE」の一部が披露される。
開催概要
開催日は5月20日(土)、21日(日)の2日間。時間は20日(土)が11時、14時、19時、21日(日)が11時、14時、18時30分。出演者は宝生流第二十世宗家の宝生和英。なお、21日(日)18時30分は宝生流の演者が担当する。場所は東京スカイツリータウン4階スカイアリーナ。
(画像はプレスリリースより)

東武タワースカイツリー株式会社プレスリリース
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