昭和の名建築に現代作家の手による「猫」
目黒区のホテル雅叙園東京にある東京都指定有形文化財 「百段階段」において、「福ねこ at 百段階段」展~和室で楽しむねこアート~が開催される。
百段階段は、2009 (平成21)年3月に東京都の有形文化財に指定されている。ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園の3号館にあたり、1935 (昭和10)年に建てられた木造建築である。
当時の目黒雅叙園は、装飾の破格な豪華さから「昭和の竜宮城」とも呼ばれていた。中でも百段階段はその装飾の美しさから、伝統的な美意識の最高到達点を示すものとされている。
その百段階段で、現代作家の手による6つのアート(絵画、立体、陶芸、人形、彫刻、写真)作品約1,000点が出品される。古来より日本で身近な存在であり、様々な芸術のモチーフとして登場してきた猫。その福々しいアートと、昭和の名建築である文化財の饗宴で、春の宴を楽しむことができる。
会場では、猫をあしらったステーショナリーや小物などのグッズを取りそろえた「猫グッズマーケット」と、出展作家など17名の猫アーティストの作品を展示即売する「猫アートマーケット」も用意されている。
開催概要
期間は4月26日(水)から5月14日(日)で、会期中は無休。開催時間は10:00から18:00で最終入館は17:30となる。入場料は、当日1,500円。館内販売の前売りは1,000円、その他販売窓口での前売りは1,200円。なお、前売り価格での販売は4月25日までとなる。学生は800円、小学生以下無料。
(画像はホテル雅叙園東京公式HPより)

「福ねこat百段階段」展 ~和室で楽しむねこアート~ ホテル雅叙園東京
http://www.hotelgajoen-tokyo.com/event/hyaku