高い志を持った女性科学者の歴史
東京都・神楽坂にある東京理科大学の近代科学資料館で、6月27日(火)から企画展「日本の女性科学者-道を拓いたマドンナたちの百年-」を開催する。
日本では、明治5年に学制が布かれ、男女ともに初等教育が受けられるようになった。しかし女性が進学できた学校はごく少数であり、第2次世界大戦以降に、男女が平等に教育を受けられるようになる。中でも科学者は、19世紀まで欧米でも男性の職業と見なされていた。
展示では、このような背景のある明治・大正期に生まれながら、女性で科学者となった人々の業績や、日本の女性科学者の歴史を展示する。また、本学の「科学のマドンナ」プロジェクト他、次世代の女性科学者育成のための様々な取り組みを紹介する。
関連イベント
7/1(土)・8(土)・15(土)・22(土)・29(土) の13:30~14:00に「科学実験解説」を実施。参加は自由。
また、7/2(日)13:30~17:00に「科学のマドンナ」プロジェクト特別企画『Woman×Science 2017』を、葛飾キャンパスで開催。参加は事前申し込みが必要で、6月23日(金)まで先着順(定員になり次第締め切り)。
8/3(木) 14:00~15:30は、大学OGの千葉大学ハドロン宇宙国際研究センター石原安野准教授による第37回猿橋賞受賞記念講演会が行われる。事前申込制だが、詳細は後日告知される。
開催概要
会期は6月27日(火)~8月9日(水)、休館日は日・月・祝日及び大学の休業日。開館時間は10:00~16:00。入場は無料で、入り口で記帳し入館。問い合わせは東京理科大学の近代科学資料館(TEL 03-5228-8116)
(画像は東京理科大学近代科学資料館公式WEBサイトより)

東京理科大学近代科学資料館
https://www.tus.ac.jp/info/setubi/museum/main/event.htmlイベント | 東京理科大学「科学のマドンナ」プロジェクト
https://www.tus.ac.jp/madonna/events