大正時代の恋愛事件を読み解く
東京・文京区の弥生美術館で、7月1日から「命短し恋せよ乙女」 ~マツオヒロミ×大正恋愛事件簿~を開催。人気イラストレーターのマツオヒロミが、時代を彩った乙女を描いた初公開の画も展示する。
スペイン風邪で急死した愛人の島村抱月を追って後追い自殺した人気女優・松井須磨子など、大正時代は世の中を賑わせる衝撃的な恋愛事件が頻発した。当時の新聞や写真などからそれらの恋愛事件を紹介し、小説や挿絵からも事件を読み解く。
竹久夢二美術館でも展覧会を開催
同じ建物にある竹久夢二美術館でも、7月1日から「竹久夢二 モチーフ図鑑―夢二さんの好きなもの―」が行われる。
「夢二式美人画」と呼ばれる独自のスタイルで描いた女性画や、美人が意外にも好んで描いた、子ども、山、草花、小鳥などの題材から、夢二が繰り返し描いたモチーフに着目し、作品世界を紹介する。
開催概要
会期は7月1日(土)~9月24日(日)。休館日は月曜だが、期間中は7/17(月・祝)開館、7/18日(火)休館、8/14(月)開館、9/18(月・祝)開館、9/19日(火)休館。開館時間は10:00~5:00(入館は4:30まで)
料金は一般900円、大・高生800円、中・小生400円。なお、入館料で高畠華宵常設ルーム、竹久夢二美術館も見学できる。20名以上の団体は100円引き。
(画像は弥生美術館公式WEBサイトより)

弥生美術館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/竹久夢二美術館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/