水木しげるの絵から始まる地獄絵の世界
東京・日本橋の三井記念美術館で、7月15日(土)から特別展「地獄絵ワンダーランド」が開催する。
展示の主催は、三井記念美術館、NHK、NHKプロモーションの3つで、9月23日(土)から京都の龍谷大学龍谷ミュージアムでも開催予定となっている。
展示は水木しげるの絵本『水木少年とのんのんばあの地獄めぐり』の原画で八大地獄をめぐる入り口から始まり、「怖れ」と「憧れ」の象徴としての地獄と極楽の美術を通じて、日本人が抱いてきた死生観・来世観をたどる。
さらに、近世以降に民間で描かれた地獄絵図の中でも「たのしい地獄絵」といわれる展開を遂げた滑稽見のある地獄絵にも焦点をあて、「地獄絵ワンダーランド」を楽しめる。
開催概要
会期は7月15日(土)~9月3日(日)。会期中展示替えがあり、前期7月15日(土)~8月6日(日)、後期8月8日(火)~9月3日(日)となっている。休館日は月曜日、7月18日(火)。ただし、7月17日(月・祝)と8月14日(月)は開館。
開館時間は10:00~17:00(入館は16:30まで)。会期中の毎週金曜日は「ナイトミュージアム」として19:00まで開館(入館は18:30まで)。
入館料は一般1300円(1100円)、大学高校生800円(700円)、中学生以下及び障害者手帳所持者と介護者1名は無料。70歳以上、20名以上の団体、親子、リピーター、WEBサイトのクーポンの割引があり、詳細は三井記念美術館のWEBサイトに掲載されている。
(画像は特別展「地獄絵ワンダーランド」|NHKプロモーションより)

三井記念美術館
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index2.html特別展「地獄絵ワンダーランド」|NHKプロモーション
https://www.nhk-p.co.jp/event/detail.php?id=731