岡本太郎の芸術活動そのものだった「遊び」
神奈川県・川崎市岡本太郎美術館で、7月15日(土)から「『岡本太郎と遊ぶ』展 PLAY with TARO」を開催。
「『遊び』と『お遊び』とは全然違う。『遊び』は真剣な、全人間的な、つまり命のすべてをぶつけての無償の行為だ。」と言った岡本にとって、「遊び」とは、自分自身の芸術活動そのものだったとも言える。
展示では、「岡本太郎と遊ぶ」をキーワードに、岡本の作品を紹介。また、岡本が「字は絵だろ」と言って自由な感性で描いた「遊ぶ字」を紹介する。
会期中の展示室内には、「さわって遊ぶ」「おと・リズムで遊ぶ」「ことばで遊ぶ」「仮面で遊ぶ」「においで遊ぶ」「遊ぶ字に挑戦!」といった、五感を使い太郎の作品に挑戦する体験コーナーを設置。体の様々な感覚を使って作品を鑑賞する試みも実施する。
さらに、関連イベントとして、「数字で短歌をつくろう」「爆発的な詩と漫画に挑戦!」「ことばで遊ぶ+トーク」など様々なイベントを実施。詳細は公式Webサイトに掲載されている。
開催概要
会期は7月15日(土)~10月15日(日)。休館日は月曜日(7月17日、9月18日、10月9日を除く)、7月18日(火)、9月19日(火)、10月10日(火)。開館時間は9:30~17:00(入館は16:30まで)。
観覧料は、一般900(720)円、高校・大学生・65歳以上700(560)円、中学生以下無料。( )は20名以上の団体料金。問い合わせ先は、川崎市岡本太郎美術館(044-900-9898)。
(画像は川崎市岡本太郎美術館公式WEBサイトより)

川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/exhibition/current.html#cu1