豊かな想像力とユーモアに支えられた「魔女とおばけ」の世界
横浜市の県立神奈川近代文学館で、企画展「角野栄子『魔女の宅急便』展―魔女とおばけと―」を開催する。
「魔女の宅急便」は、角野栄子が20年以上書き続けた、魔女であるキキの成長物語。そして、アッチ、コッチ、ソッチが登場する「小さなおばけ」シリーズも、既に36作刊行されている。
展示では、この2つのシリーズを軸にして、角野の多彩な作品群を紹介。原画や原稿などの展示資料を通し、長く読まれてきた魔女とおばけの世界に触れることができる。
関連イベント
展示に関連し、様々なイベントも実施する。角野栄子の講演会「おばけも魔女もおもしろい」は、9月2日(土)13:30開演(13:00開場)。
また、横山眞佐子((株)こどもの広場 代表取締役)と角野栄子によるトークイベント「ことばの魔法―かく、きく、はなす」が、9月16日(土)13:30開演(13:00開場)で行われる。
上記2つのイベントは、料金が一般800円(神奈川近代文学館友の会会員と高校生以下は600円)。チケットは、神奈川近代文学館ミュージアムショップ、郵便振替、ローソンチケットのいずれかの方法で申し込みが必要で、詳細は公式Webサイトに掲載されている。
なお、このイベント参加者は、当日の展示観覧料が無料になる。また、当日に会場での角野栄子著書の購入者に限り、講演会終了後のサイン会に参加できる。
さらに、角野栄子が作った2つの話の続きをつくり応募する「魔女とおばけのおはなしコンテスト」を8月31日(木)を締め切りとして募集している。応募する話は、絵に描いたり、短い話でも構わない。こちらの応募用紙と応募方法も公式WEBサイトに掲載されている。
開催概要
会期は7月22日(土)~9月24日(日)。休館日は月曜日(9月18日は開館)。開館時間は9:30~17:00(入館は4:30まで)。
観覧料は、一般500円(300円)、65歳以上と20歳未満及び学生200円(150円)、高校生100円、中学生以下無料。( )内は20名以上の団体料金。身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者は無料(詳細は問い合わせが必要)
(画像は神奈川近代文学館公式WEBサイトより)

企画展「角野栄子『魔女の宅急便』展―魔女とおばけと―」神奈川近代文学館
http://www.kanabun.or.jp/exhibition/6124/