19世紀末パリにおける版画の広がり
東京・千代田区の三菱一号館美術館で、1月8日(月・祝)まで「パリ♥グラフィック―ロートレックとアートになった版画・ポスター展」を開催している。
19世紀末のパリ。複製や情報伝達のための手段であった版画は、ロートレックなどの芸術家により、芸術の域にまで高められた。多くの複製イメージが都市に溢れ、美術は人々の暮らしにまで浸透する。「グラフィック・アート」は、世紀末のパリにおいて時代を映すメディアにもなっていた。
展示では、同館とアムステルダムのファン・ゴッホ美術館の19世紀末版画コレクションから、リトグラフ・ポスター等を中心に、油彩・挿絵本なども展示する。
関連イベント
同展のギャラリートークが、10月24日(火)、10月31日(火)、11月14日(火)の10:30~11:15頃まで行われる。定員は各日15名(当日先着順)。参加方法は、当日午前10時の開館時から、参加希望の先着15名に、チケット窓口前にて参加証を配布。
11月1日(水)14:00~15:30には、同美術館館長の高橋明也によるレクチャー「展覧会を語る『パリ♥グラフィック―ロートレックとアートになった版画・ポスター展』を開催。参加には事前申し込みが必要で、定員120名。先着順で定員に達し次第受付締め切りとなる。
開催概要
会期は10月18日(水)~2018年1月8日(月・祝)。休館日は月曜だが、1月8日と、「トークフリーデー」の10月30日・11月27日・12月25日は開館となる。2017年12月29日~2018年1月1日は年末年始のため休館。 開館時間は10:00~18:00で、祝日を除く金曜・11月8日・12月13日・1月4日・1月5日は21:00まで。
チケットは、一般1,700円、高校・大学生1,000円、小中学生500円。アフター5女子割として、第2水曜の17時以降は女性のみ当日券一般1,000円。女子割利用の際は当日券購入時に申し出が必要。問い合わせは03-5777-8600(受付時間8:00~22:00)。
(画像は公式WEBサイトより)

パリ♥グラフィック―ロートレックとアートになった版画・ポスター展|三菱一号館美術館(東京・丸の内)
http://mimt.jp/parigura/