春・秋だけの特別公開
東京・上野の「東京国立博物館」では、10月23日(火)~12月2日(日)まで、「秋の園庭開放」を実施する。
一般に開放され、自由に散策出来るのは、春の桜の季節と秋の紅葉の季節のみとなっている。
野鳥のおとずれや秋の風情を楽しむ
「秋の園庭開放」は、東京国立博物館本館北側の庭園を散策することが出来るイベントだ。
開放時間は10時~16時。東京国立博物館への入館料のみで散策可能となっている。庭園入口は、本館に向かって右側「レストランゆりの木」側か、向かって左側「平成館」との間である。
庭園には、池を中心として、5棟の茶室がある他、かつて存在した動植物の研究部門の名残で、珍しい樹木や野草が植えられている。5代将軍徳川綱吉が法隆寺に献納した五重塔や石碑、灯篭なども遺されている。
また、鴨やセキレイなど、野鳥のおとずれや、銀杏の黄色、池の水面に映るもみじの赤など、秋ならではの風情を楽しむことが出来る。
カフェ「MOTOYA EXPRESS」では、庭園の紅葉を眺めながらコーヒーブレイクも楽しめる。ラストオーダーは15時45分で、庭園開放中止の場合は休みになるので注意。
(画像は東京国立博物館ホームページより)

東京国立博物館
https://www.tnm.jp/