『人・駅・地域』を結ぶ体感型の音響空間
JR西日暮里駅構内に体感型の音響空間が導入された。「呼吸する駅」と名付けられたこの空間は、壁を利用した地域情報のコミュニケ―ションスペース「エキマド」にサウンドアートとして構築されている。
西日暮里駅が新しいコミュニティの場「呼吸する駅」に
同駅は昨年10月から構内の改装を始め、コミュニケーションスペースの「エキラボniri」「西日暮里スクランブ」を順次オープンし、今年4月には「エキマド」も開設していた。今回公開披露された「呼吸する駅」は、このエキマドに設置している。
駅を利用しながら音を楽しむ「呼吸する駅」は、欧州で活動するサウンドアーティスト・及川潤耶氏によるプロデュース。「まるで呼吸をする大きな生き物のよう」と表現される音は、時間帯や季節によってリズムが変化し、西日暮里の駅構内に別世界の空間を作り出している。
また、掲示板型の黒板には遊ぶ動作に反応して音が生まれるシステムを導入。音を体で作るという体験を提供し、子供から大人まで楽しめるスペースとなっている。
昔ながらの古いイメージのあった西日暮里駅は、及川氏の視点によるこの地域の環境や歴史の解釈で再構築され、人、駅、地域が結ばれる新たな関係を生み出す空間となった。
(画像はプレリリースより)

「呼吸する駅」のプレリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000058481.htmlSONIFIDEA LLC
https://sonifidea.jp/