武田軍と上杉軍が入り乱れる人気イベント「川中島合戦絵巻」
甲斐の武田軍と越後の上杉軍が激突した戦国史上最大の死闘「川中島の戦い」。この戦いを実際に再現した「川中島合戦戦国絵巻」が山梨県笛吹市で4月20日に開催される。今年で35回目となる人気イベントだ。
このイベント総勢900名の大合戦が繰り広げられるのだが、その合戦に一般公募で参加できるのが特徴だ。定員1名の上杉謙信役、定員4名のお姫様隊などもあるが、人気は定員700名の一般兵だという。今年も1月10日から募集を開始したが、1月16日時点でキャンセル待ちも含め募集定員に達し、募集を打ち切る人気となっている。
毎年参加して集めよう 特製ストラップは「風林火山」「毘沙門天」
参加者には、特製の限定ストラップがプレゼントされる。武田軍参加者には「林」、上杉軍参加者には「沙」の文字が入っており、毎年参加すると最終的に「風林火山」「毘沙門天」のそれぞれ4文字の言葉になるとのこと。
合戦中には殺陣のプロ集団「久世七曜会」による殺陣や、歴史上有名な武田信玄と上杉謙信が一騎打ちしたシーンなどが再現される。戦国武将の鎧兜を身につけることができるイベントは最近増えているが、これだけ多くの人が鎧兜に見を包んで、実際に刀や槍を振るって合戦に参加できるイベントはそう多くない。総勢900名が戦う合戦シーンはまさに圧巻。当時の臨場感を味わいに出かけてみてはいかがだろうか。

川中島合戦絵巻2014
http://www.fuefuki-kanko.jp/content/kawanakajima/