科学技術週間に実施 理化学研究所の一般公開
今、何かと話題の理研こと、理化学研究所。ニュースでいろいろと取り沙汰されているが、日本有数の研究施設であることに変わりはない。その理化学研究所の一般公開が開催されている。
文部科学省が定める科学技術週間である4月14日~20日の行事として4月に一般公開される施設は3施設。4月18~19日に理化学研究所筑波地区、4月19日に和光地区、4月27日に播磨地区となる。
講演会や研究室ごとの体験型展示も
筑波地区の施設は理化学研究所バイオリソースセンターで、主に研究に重要な生物材料や生物遺伝資源の整備を行う施設だ。一般公開当日には理研バイオリソースセンターの研究者による講演会「生き物のチカラを引き出す」「雑草魂に学ぶ-シロイヌナズナに続け、ミナトカモジクサ」が開催されるほか、実演やパネル展示を通して研究内容を紹介する。
和光地区の一般公開では、特別講演会『元素はどうしてできたのか -誕生・合成から「魔法数」まで-』などを開催。世界最高性能の加速器施設「RIビームファクトリー」ですすめられている、宇宙での元素誕生の謎解明や、原子核の成り立ちの理解に向けた研究についてわかりやすく解説する。その他研究チームごとに体験型の展示やイベントも行われる。
小学生から一般の人、研究者・技術者まで楽しめる一般公開。日本の先端科学技術の一端を体験しに出かけてみてはいかがだろうか。

理化学研究所筑波地区 一般公開
http://rtcweb.rtc.riken.jp/openhouse26/index.html和光地区 一般公開
http://openday.riken.jp/index.html播磨地区 一般公開
http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/events/open_sp814/