昭和の東京を撮り続けた桑原甲子雄展
4月19日(土)から東京世田谷区の世田谷美術館で、東京下町を撮り続けた桑原甲子雄の企画展「桑原甲子雄の写真トーキョー・スケッチ60年」が始まった。
桑原甲子雄は戦前からアマチュアカメラマンとして下町の写真を撮り歩き、戦後は「カメラ」「サンケイカメラ」「写真批判」などの編集長を歴任した。1960年代半ばから撮影活動に力を入れ、1973年に初の個展を開催した。
世田谷美術館では1993年に「ラヴ・ユー・トーキョー桑原甲子雄・荒木経惟写真展」を開催後から桑原甲子雄の作品収集を始めた。本展では、桑原甲子雄の60年の歩みを東京・パリ・満州での作品など約200点で紹介する。
企画展の概要
会期は4月19日(土)から6月8日(日)まで、開館時間は午前10時から午後6時(入場は午後5時30分まで)、休館日は毎週月曜日(5月5日は開館)、会場は世田谷区砧公園1-2世田谷美術館1階展示室、観覧料は一般1,000円、65歳以上と大高生800円、中小生500円となっている。

世田谷美術館
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/