日本とカンボジアの交流を祝っての企画
日本・カンボジア交流促進年に当たる今年、日本とカンボジアの交流を祝って女子美術大学アートミュージアムで「アンコールのヴィーナス‐BAKU斉藤の視線‐」が開催されている。
開催期間は2012年10月21日まで。
会場では、カンボジアの聖地であり世界最大級の文化遺産でもあるアンコール遺跡群を、数十年にわたってカメラにおさめてきたBAKU斉藤氏による遺跡写真のほか、平山郁夫シルクロード美術館が所蔵する寺院建築、さらにはヴィーナスを精巧な絣で表現したカンボジアシルクも公開されている。
開館時間は10時から17時(入館は16時半まで)。休館日は火曜日。入館料は無料となっている。
女子美術大学アートミュージアム(相模原キャンパス内)
神奈川県相模原市南区麻溝台1900
小田急線相模大野駅から神奈川中央交通バス「女子美術大学行」約20分
JR横浜線古淵駅から神奈川中央交通バス「女子美術大学行」約15分
長年にわたりカンボジアで撮影活動
BAKU斉藤氏は1948年新潟県生まれ。
1994年から2003年にかけて、日本国政府アンコール遺跡修復チームに参加するなど長年、カンボジア国内で活動。
また、アンコール遺跡に関する写真集を出しているほか、2005年に世界文化遺産写真展『アンコールと生きる』を東京都写真美術館で行うなど日本でも精力的に活動している。

日本・カンボジア交流促進年 アンコールのヴィーナス -BAKU斉藤の視線-
http://www.joshibi.net/collection_list/venus/