外交関係樹立20周年記念として公開
大阪歴史博物館において、特別展「ウクライナの至宝-スキタイ黄金美術の煌めき-」が開催されている。開催期間は2012年11月25日まで。
ウクライナは日本から約8,000キロメートル西に位置しており、東側ではロシア連邦、西側ではポーランドに接し、黒海をはさんだ南側にはトルコ共和国が存在。昨年、独立20周年を迎えている。
日本との関係においては、今年で外交関係樹立20周年となることから、これを記念して、ウクライナ国立歴史博物館およびウクライナ歴史宝物館所蔵の国宝級の資料が、本特別展で展示公開となっている。
資料約220点を一挙公開
紀元前8世紀頃に遊牧民戦士として恐れられたキンメリオイや、そのキンメリオイを倒して紀元前7世紀から3世紀に勢力をもったスキタイ、ロシア帝国時代のウクライナなど、本特別展では時代・民族・文化ごとの特徴的な資料約220点を一堂に展示。
ユーラシア大陸における東西文化が行き交いながら形成された、ウクライナ独自の歴史や文化を堪能してみてはどうだろうか。
大阪歴史博物館
大阪府大阪市中央区大手前4丁目1-32
休館日:毎週火曜日
開館時間:9時30分から17時まで、金曜日は20時まで
(入館は閉館30分前まで)
観覧料:
大人1,200円、高大生800円(特別展のみの場合)
大人1,680円、高大生1,120円(常設展+特別展の場合)
中学生以下は無料

大阪歴史博物館 特別展 ウクライナの至宝-スキタイ黄金美術の煌めき-
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2012/ukraine.html