森鴎外の人生をたどる特別展
小説「舞姫」「雁」「山椒大夫」など数々の名作を生み出した明治の文豪・森鴎外の人生をたどる特別展「150年目の鴎外 ~観潮楼からはじまる~」が、今月1日より東京都・文京区「森鴎外記念館」で開催されている。
小説家、戯曲家、評論家、翻訳家、陸軍軍医と、いくつもの顔を持つ鴎外の人生とは。遺された鴎外の日記や自筆原稿、書簡類などから読み解きます。
文豪・家庭人として鴎外に触れる新収蔵資料も!
特別展が行われている「森鴎外記念館」は、もともとは鴎外の旧宅“観潮楼”の跡地で、鴎外が半生を過ごした場所でもあります。
また当時ここは、石川啄木や永井荷風、正岡子規など多くの文化人たちと鴎外が交流を持った場所であり、また、鴎外が祖母や両親、兄弟、妻そして子どもたちと共に暮らした場所でもあります。
特別展では、そんな文化人としての鴎外、家庭人としての鴎外に触れる新収蔵資料などもあり、文豪としての顔だけではない鴎外のさまざまな面をうかがい知れます。
「150年目の鴎外 ~観潮楼からはじまる~」
開催期間:2012年 11月 1日(木)~ 2013年 1月 20日(日)
開館時間:10:00~18:00(最終入館は17:30)
開催場所:「森鴎外記念館」
休館日:12月25日(火)、12月29日(土)~1月3日(木)
観覧料:一般500円/65歳以上400円/中学生以下無料
編集部 つつみ さえこ

文京区立 森鴎外記念館
http://moriogai-kinenkan.jp/