江戸庶民から憧れを受けた伝統文化
神奈川県平塚市の平塚市美術館で「新春の所蔵品展 近世近代の書画-湘南の文人墨客-」が2013年2月11日まで開催されている。
休館日は月曜日であるが、1月14日と2月11日は開館(翌日休館)とのこと。
(この画像はイメージです)
市井の人々の間でも詩や書、そして画が行われるようになり、特に書と画においては明清の新しい画風や書風が好まれた江戸時代。
本展では、そんな江戸時代の人々から憧れを受け、時代が変わっても生き残ってきた伝統文化のありようについて所蔵品による展示を行っている。
3つのセクションで構成
本展は「花鳥画の名手・岡本秋暉」「文人への憧憬」「遊歴の名残り」の3つのセクションから構成。
それぞれ、花鳥画を得意とした小田原藩士の岡本秋暉の作品や、時代が明治となり異文化と交わりながら変化していった文人たちの絵画、戦前からその名を知られ、各地を遊歴し制作を行った松林桂月の作品を展示。
また、2月9日には、学芸員によるギャラリートークも企画されている。
平塚市美術館
神奈川県平塚市西八幡1-3-3

新春の所蔵品展 近世近代の書画-湘南の文人墨客-
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/2012207.htm