カンザス大学の協力のもと、2013年1月27日まで開催
玉川大学教育博物館において、企画展「石に描かれた鳥たち - ジョン・グールドの鳥類図譜」の後期展示が行われている。
展示期間は2013年1月27日まで。
(この画像はイメージです)
今回の企画展では、カンザス大学ケネス・スペンサー・リサーチ・ライブラリーの協力のもと、『ハチドリ科鳥類図譜』『アジア鳥類図譜』『イギリス鳥類図譜』『ニューギニア及びパプア諸島鳥類図譜』といった図譜が展示されているという。
印刷技術の発展がもたらした学術書
19世紀、博物学全盛期の時代にあったイギリスで、ある剥製師が「鳥類図譜」の制作に取りかかった。
その人物の名はジョン・グールド。
彼は妻エリザベスに、当時の最新技術であった石版画(リトグラフ)の技法を取得させることで、1832年の『ヒマラヤ山脈百鳥類図譜』を皮切りに、合計40巻にもおよぶ図譜集を世に送り出した。
その内容は、現在においても学術的価値の高いものとなっているという。
玉川大学教育博物館
東京都町田市玉川学園6-1-1

玉川大学教育博物館 企画展のご案内
http://www.tamagawa.jp/research/museum/info.html