世界中から代表作が集結
東京都台東区の東京都美術館企画展示室を会場として、「エル・グレコ展」が開催されている。
開催期間は2013年4月7日(日)まで。
入室時間は9時半から17時半まで(金曜日は20時まで、最終入室は閉室30分前まで)。
閉室日は月曜日(ただし2月11日は開室で12日が閉室となる)。
今回のエル・グレコ展では、エル・グレコ作品の最高傑作の1つとされる「無原罪のお宿り」など、世界中から代表作が集結。
それによりエル・グレコ作の油彩画50点以上が出品される国内史上最大の規模となっており、展示作品には日本初公開の作品も数多く含まれているという。
西洋美術史における最も偉大な画家の1人
エル・グレコはギリシャ生まれの画家で、本名はドメニコス・テオトコプーロス。
エル・グレコというのは、「ギリシャ人」という意味のあだ名だという。
1541年に生まれたエル・グレコは、キリスト教に関する図像を描くイコン画家として画家としてのキャリアをスタート。
1576年にスペインに渡ったエル・グレコは、翌年にトレドへと移り、73歳で生涯を閉じるまでそこに定住することになった。
細長くデフォルメされた人体、超自然的な光の効果といった特徴を持った作品を発表し続けた彼は、西洋美術史における最も偉大な画家の1人とされている。
東京都美術館
東京都台東区上野公園8-36

「エル・グレコ展」
http://www.el-greco.jp/