在学中に漫画家としてデビュー
東京都武蔵野市の武蔵野市立吉祥寺美術館において、佐々木マキ氏をテーマにした展覧会「佐々木マキ 見本帖」が2013年4月6日(土)より開催される。
開催期間は、前期日程が4月6日から5月15日(水)まで、後期日程は5月18日(土)から6月23日(日)までとなっており、前期と後期でそれぞれ展示作品の入れ替えが行われる。
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Amazon佐々木マキ氏は1946年、神戸生まれ。
在学中に、雑誌『ガロ』や『朝日ジャーナル』などで作品を発表し、漫画家として注目を集める。
その後、1973年に絵本『やっぱりおおかみ』(福音館書店)の発表により絵本作家としても活動を開始。
1975年には『ぼくがとぶ』(福音館書店)、1978年には『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』(福音館書店)を発表するなど、絵本作家としての活動のかたわら、村上春樹氏らの小説の挿絵も描くなどイラストレーターとしても活躍。
また、2011年には太田出版より、初期のマンガ作品が収録された『うみべのまち 佐々木マキのマンガ1967-81』が刊行されている。
約45年間の創作活動を振り返る
本展では、マンガや絵本の原画だけでなく挿絵や装丁画、版画など貴重な作品約200点について、前期と後期に分けて展示。
約45年間に渡って展開されてきた、シュールでクールな不思議感満載の作品世界を楽しむことができる。
武蔵野市立吉祥寺美術館
東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 FFビル7階

佐々木マキ 見本帖
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/