アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵の作品を中心に展示
東京都美術館企画棟企画展示室において、「特別展 ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵 レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像」が2013年6月30日まで開催されている。
本展は、ミラノのアンブロジアーナ図書館・絵画館に所蔵されている、レオナルド・ダ・ヴィンチの油彩画である「音楽家の肖像」や、スケッチやメモを編纂した『アトランティコ手稿』を中心として開催。
また、レオナルドの芸術の影響を受けている「レオナルデスキ」と呼ばれる画家たちの作品約100点も展示することで、レオナルド芸術の真髄とその広がりについて紹介している。
記念講演会も実施
このほか、5月18日には、東京大学大学院人文社会系研究科教授の小佐野重利氏を講師に、「画家レオナルド・ダ・ヴィンチ-稀代の素描家にして思索家-」を、6月1日には東京都美術館学芸員の小林明子氏を講師として、「レオナルド・ダ・ヴィンチと肖像画」といった記念講演会を、それぞれ14時から15時半までの時間で実施。
どちらも当日13時から会場となる講堂前で整理券の配布を開始し、定員の230名になり次第、受付終了となるとのこと。

【特別展】ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵 レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像
http://www.tobikan.jp/museum/2013/2103_ambrosiana.html