2部構成で開催
東京都港区のFUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)において、写真家の土門 拳(どもん けん)をテーマにした企画展「よみがえる不朽の名作 土門拳の『古寺巡礼』」が開催されている。
本展は2部構成での開催となっており、第1部である「『古寺巡礼』- 仏教文化の開花 - 飛鳥-平安前期」は2013年6月27日までの開催。
第2部である「『古寺巡礼』 - 浄土と禅宗世界への憧れ - 平安後期から桃山」は2013年6月28日から7月10日までの開催となっている。
(この画像はイメージです)
土門 拳は1909年に山形県で生まれ、1990年に他界。
生前は報道写真家として活躍する一方、仏像や寺院といった日本の伝統文化を撮影することをライフワークとしてきた人物。
それらの作品は『古寺巡礼』として発刊され、さらにその業績により1971年に第19回菊池寛賞を受賞している。
『古寺巡礼』発刊50年を記念して開催
本展は、1963年に第1集が発刊され、1975年に完結編となった第5集が発刊された『古寺巡礼』の発刊50年を記念して開催。
法隆寺、神護寺などといった奈良や京都の古寺のほか、中尊寺、さらには臼杵の石仏まで、全国の古寺を巡って撮影された土門作品の中から、よりすぐりのものを紹介しているという。

FUJIFILM SQUARE 企画展 よみがえる不朽の名作 土門拳の『古寺巡礼』
http://fujifilmsquare.jp/detail/1306140123.html