2089年まで取り組む
すみだ川アートプロジェクトにおいて、2013年7月31日までを夏のメイン会期として各種イベントが行われている。
すみだ川アートプロジェクトは、白魚が生息している、人々が泳ぎ遊べる隅田川を再び取り戻すことを目標に掲げ、2009年にスタート。
多くのアーティストと市民が手を取り合い、みんなで楽しむ川の手文化の発信プロジェクトとして、2089年まで80年間、長期的に活動を継続していくという。
5年目の今年は鶴屋南北に注目
すみだ川アートプロジェクトがスタートして5年目となる今年は、江戸時代後期に活躍した狂言作者である鶴屋南北に注目。
鶴屋南北は、歌舞伎の世界において、怪談物や生世話物といったジャンルを確立するとともに、水中の早替わりなどといった「ケレン」と呼ばれる演出により新風を送り込んだ人物。
代表作としては、『天竺徳兵衛韓噺』や『東海道四谷怪談』がある。
そんな鶴屋南北が活躍した江戸時代の芝居小屋などを、今回、共催として名を連ねているアサヒ・アートスクエアに再現。
また、アサヒ・アートスクエアなどを会場に、茶会や演奏会、パネル展示などいった様々なジャンルの催しも多数行われているとのこと。

すみだ川アートプロジェクト
http://www.ab-srap.com/