中世から近代、そして現代における水木しげる氏の作品の世界へ
東京都中央区日本橋の三井本館7階にある三井美術館において、特別展「大妖怪展-鬼と妖怪そしてゲゲゲ-」が2013年8月4日(日)までの前期日程と、8月6日(火)から9月1日(日)までの後期日程の2期構成で開催されている。
休館日は月曜日(8月12日(月)は開館)。開館時間は10時から17時まで(入館は16時半まで)。
NHKおよびNHKプロモーションとの共催として企画された本展では、中世から近代へと至る日本の妖怪変化の歴史について、能面や浮世絵などの作品でたどりつつ、現代の妖怪を代表する水木しげる氏の作品世界へとつながっていく妖怪の系譜を見渡すことを目的としているとのこと。
老若男女で楽しめる展覧会
本展では7つの展示室で、それぞれ、喜多川歌麿画「夢にうなされる子どもと母」などの浮世絵や重要文化財に指定されている能面の1つである「天神」、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる水木しげる氏による原画などといった作品類を展示。
夏に開催している展覧会である「美術の遊びとこころ」シリーズの1つとして、日本美術における鬼や妖怪の世界について、老若男女で楽しめる内容となっているという。

開催中の展覧会
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html