ドイツ現代写真における代表的な写真家
東京都港区六本木の国立新美術館で、アンドレアス・グルスキー展が開催されている。
ドイツ現代写真の分野における代表的な写真家の、アンドレアス・グルスキー氏をテーマにした個展が日本で行われるのは、これが初めて。
(この画像はイメージです)
伝統的な写真の世界から活動を始めたグルスキー氏は、独特の視覚世界を構築してきたことで、国際的な注目を集めるに至った人物であるという。
開催期間は2013年9月16日までとなっており、休館日は毎週火曜日。
開館時間は10時から18時まで。ただし、金曜日は20時までとなっている。いずれも最終入館は閉館30分前まで。
グルスキー氏自身が選んだ約65点の作品を展示
本展では、1980年代の初期作品のほか、日本で取材を行ったという1990年の「東京証券取引所」や2007年の「カミオカンデ」、最新作である2012年の「カタール」など、グルスキー氏自身が厳選したという約65点の作品を展示。
また、展示方法においては、初期から現在に至るまでの年代順ではなく、初期作品と新作、大小さまざまな写真を並置する斬新で独特な手法を採用。
それにより、個々の作品を際立たせると同時に、展示室全体を一つの完璧な作品のようにも見せているという。

アンドレアス・グルスキー展
http://www.nact.jp/exhibition_special/2013/gursky/index.html