2014年春からの運航を計画
日本初となる、主要都市と近距離の地方都市を結ぶリージョナル路線のLCC(格安航空会社)として、運航開始への準備を進めている株式会社リンク(以下「リンク」)が、2013年7月12日に国土交通省に航空運送事業許可の申請を行った。
リンクの発表によると、2014年春からの運航を目指しており、福岡空港と北九州空港を拠点に、航空機はATR社のATR72-600を使用し、両空港と松山・宮崎を結ぶ便を計画している。
ATR社は1981年に設立された企業で、同社が製造しているATRシリーズは、現在、1,200機以上が90か国、180社以上の航空会社で採用されているという。
飲み物や基本的なサービスは無料の方針
リンクの計画では、国土交通省からの認可を得ることを前提として、就航当初は2機体制で、福岡-宮崎線を1日5往復程度、福岡-松山線を1日3往復程度、北九州-松山線を1日2往復程度運航。
さらに、運航開始から約1か月後を目処に3機体制への増強を行い、福岡-宮崎線の増便や北九州-宮崎線の新設を行う予定だという。
また、これまでのLCCとは異なり、飲み物や基本的なサービスは無料で提供する方針であり、快適な空の旅を提供していくとのこと。
日本初の“リージョナルLCC”リンクが航空運送事業の許可を申請
http://linkairs.jp/pdf/130712.pdf