漫画家たちが思い出の小学館ビルに大集合
1967年に建設された小学館ビルが老朽化に伴い、9月2日から取り壊し作業が始まる。
それを前に、漫画雑誌「週刊ビックコミックスピリッツ」の編集部が中心となって漫画家たちに呼びかけ、ビルへの落書き大会を計画した。
落書きイベント「ありがとう!小学館ビル ラクガキ大会」は9日に開催され、藤子不二雄Aさん、浦沢直樹さん、島本和彦さんをはじめとする人気漫画家25人が集合、1階応接間ロビーの思い思いの場所に落書きした。漫画家たちにとっても小学館は思い出がたくさん詰まった場所。ロビーの壁や窓は人気キャラ「オバQ」「ピカチュウ」「20世紀少年」などのキャラクターがところせましと描かれている。間違いなく、今日本一豪華な落書きだ。
好評につき公開期間延長 24、25日にはロビー内公開も
現在、一般人はロビー内に立ち入ることは出来ないが、外から落書きが鑑賞できるようブラインドがあげられ、8:30~20:00までの間はロビー内照明を点灯している。鑑賞期間も好評につき8月25日(日)までに延長された。
また、8月24日(土)、25日(日)にはロビーを開放し、一般にも公開される予定。詳細は20日に小学館のホームページ、週刊ビックコミックスピリッツのTwitter上にて発表されるの。
なお、8月25日以降は作業のため落書きは非公開となり、9月2日には建物自体の取り壊し作業も開始される。これらの豪華すぎる落書きの数々が見られるのはまさに今だけだ。

小学館ビル「ラクガキ」鑑賞期間延長
http://www.shogakukan.co.jp/news/detail/_id_539292