「砂で世界旅行・東南アジア編」を来年1月まで公開
2006年の開館時から砂像彫刻の展示をスタートさせ、「イタリア・ルネサンス」「アジア」「オーストラリア」「アフリカ」「イギリス」と、違う国や地域を「砂で世界旅行」として、紹介し続けている鳥取美術館で、今年は第6期展示として、平成25年1月5日まで「東南アジア編 王朝の栄華とよみがえる神秘の国々」を公開中である。
砂の美術館は、鳥取砂丘に建設された、砂像彫刻を屋内展示できる、世界初の全天候型美術館である。第1期展示は屋外で、第2期から第4期は仮設テントで展示していた。第5期からは2012年4月に整備された屋内展示施設に展開されている。世界トップクラスの砂像彫刻家が創り出したエキゾチックな砂像の世界に圧倒される。
砂像彫刻の総合プロデュースは国内外で活躍している砂像彫刻家の茶圓勝彦が務め、海外から砂像彫刻家を招き世界最高レベルの砂像を作成している。創り出された作品は、会期が終われば元の砂にもどされる。限られた期間にしか見ることができない迫力満点の砂像を鑑賞し、砂像の魅力を感じることができる。
入館料など
開館時間は、午前9時から午後8時で、期間中は無休。入館料は、一般600円、小中高生300円となっている。なお、砂像彫刻の展示のため、会期以外は、砂像制作と会場整備のため休館となる。

砂の美術館
http://www.sand-museum.jp/