下町亀戸の新名所「亀戸梅屋敷」で美しい伝統工芸品を鑑賞しよう
江戸切子協同組合は、9月2日(月)から、東京都江東区の「亀戸梅屋敷」に江戸切子ショールームを開設した。
「亀戸梅屋敷」は、江東区亀戸の5つの商店街が連携した「亀戸いきいき事業協同組合」が本年3月に開業した施設で、観光案内や地域産品の販売なども行っている商業・地域活性化拠点であり、水陸両用バスの「スカイダック」の発着場にもなっている。
同施設内の江戸切子ショールームは、江戸切子の名品の数々を間近で見ることができる、ギャラリー機能を合わせ持つ初の本格的ショールーム。
「江戸切子」とは
日本近代ガラス職人の草分け的存在と言われる加賀屋久兵衛が、1834年江戸大伝馬町で金剛砂でガラスに彫刻を施し、カットグラスを作成したことが「江戸切子」の始まりと伝えられている。現存する加賀屋のカタログには、カットグラスの製品が多くのっている。
江戸切子の切子模様は、魚子(ななこ)と呼ばれ、18世紀から19世紀のイギリスやアイルランドのカット模様と同じであることから、イギリス、アイルランドが江戸切子のルーツと言われている。
亀戸梅屋敷の所在地など
住所は東京都江東区亀戸4-18-8、営業時間は午前9時30分から午後6時30分、毎週月曜日が休館(祝日の場合は翌日)、電話03-6802-9550 となっている。

江戸切子協同組合
http://www.edokiriko.or.jp/menu/menu.htm亀戸梅屋敷
http://www.kameume.com/index.html