食べるまでには3時間待ち?!それでも食べたい新鮮さんま
毎年恒例「目黒のさんま祭り」が今年も9月8日(日)に目黒駅前商店街にて開催される。当日は炭焼きさんまを参加者に無料で振る舞い、毎年3万人以上もの人出で賑わっている。
さんまは岩手県宮古市から水揚げ直後に超特急便で送られてきたもの、6,000匹を使用。和歌山県みなべ町の備長炭でじっくり焼いたさんまを、栃木県高林の大根からつくった大根おろしと、徳島県神山町のすだちを絞って、さんまに添えて食べる。これらの食材はすべて無料提供されているものだ。
あまりの人気に、焼きさんまを求める列は3~5時間並ぶこともしばしば。実行委員会は、当日は熱中症対策に日除けや飲み物、タオル、雨具等を持参するよう呼びかけている。
落語の寄席も開催 Ustream中継も
この祭りの開催のきっかけとなったのは、古典落語「目黒のさんま」だ。殿様が目黒に遠乗りに出た際、庶民が食べていた炭焼きのさんまの美味しさに目覚め、後日さんま料理を用意させたが、家来が体を気遣って油を抜いてしまい、全く美味しくなかったという話。これにちなみ、当日は「目黒のさんま寄席」が開かれる。
商店街の真ん中に位置する誕生八幡神社を会場にし、三遊亭吉窓師匠率いるレギュラー落語家軍団と誕生八幡神社を本拠地にする東西漫才研鑽会『お笑いセメントマッチ』のメンバーが落語を披露する。落語の様子はUstreamやFMラジオでも音声中継される予定。
また、東日本大震災復興支援へのチャリティーも実施。「食べて笑って お代は募金箱へ」を合い言葉に募金を呼びかけている。

第18回 目黒のさんま祭り応援サイト
http://www.owarai.to/meguro/